赤ちゃんが生まれて初めて行く家族旅行。
交通手段は、車や新幹線、飛行機と複数ありますが、赤ちゃん連れで一番楽なのは車でしょう。
赤ちゃんが泣いてしまっても、周囲を気にしなくて済むという点で一番親にストレスのない環境です。
とは言っても、車での移動もあらかじめ準備をしっかりしておかなければ、苦痛の旅となってしまいます。
今回は、赤ちゃんを連れて車で旅行をする際の持ち物リストと、車移動に関するコツをご紹介します。
この記事を読めば、車での赤ちゃんとの旅行が楽しいものになります!
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車で赤ちゃんと旅行する時の持ち物リスト
必要なモノ
- おむつセット(おむつ、おしりふき、おむつ替えシート、おむつ用消臭袋)
- ミルクセット(粉ミルクまたは液体ミルク、哺乳瓶、哺乳瓶消毒セット)
- 赤ちゃん用マグ、赤ちゃん用麦茶またはペットボトルの水
- 授乳ケープ(母乳の場合)
- 着替え3セット(1泊の場合)
- パジャマ
- 離乳食
- 使い捨て食事用エプロン
- 使い捨てスプーン&フォーク
- 母子手帳、保険証、受給者証
- タオル、ティッシュ、ウェットティッシュ
- 袋
- 赤ちゃん用ベビーソープ
- 保湿クリーム
- 歯ブラシまたは歯磨きナップ
- 爪切り、綿棒
- 体温計
- ばんそうこう
- ベビーカー
- 抱っこ紐
- おもちゃ
- ブランケット
- <夏>帽子、虫よけ、日焼け止め
- <夏>ガーゼタオル、汗取りパッド&汗取りシート
- <冬>ニット帽
おむつセット(おむつ、おしりふき、おむつ替えシート、おむつ用消臭袋)
おむつやおしりふきは必需品かと思いますが、おむつ替えシートに関しては普段使っていない方もいらっしゃると思います。
旅行中は普段とは慣れない場所でおむつを替える場面もでてくるかもしれません。
例えば、車内で替えることになった際、シートを汚さないためにもおむつ替えシートを敷いておけば安心でしょう。
おむつ用消臭袋は、車内や旅先で捨てられない場合に必須です。
ミルクセット(粉ミルクまたは液体ミルク、魔法瓶、哺乳瓶x2個、哺乳瓶消毒セット)
常温で長期間の保存が可能な液体ミルクは、そのまま飲めるので旅行には最適と言えるでしょう。
粉ミルクにした場合は、お湯を入れた魔法瓶も一緒に持つ必要があります。
また、哺乳瓶は2個持参しておけば、往路の車内で1度使用しても、宿泊先に着いてすぐまた飲ませることができます。
宿泊先の部屋では、洗面所で哺乳瓶を消毒するので、消毒液も持参しましょう。
赤ちゃん用マグ、赤ちゃん用麦茶またはペットボトルの水
母乳やミルク以外の水分補給を始めている場合は、赤ちゃん用マグも必要です。
出発時は赤ちゃん用マグを満タンにしておき、翌日用にも赤ちゃん用の麦茶かペットボトルの水も持ちます。
授乳ケープ(母乳の場合)
こちらは普段から持ち歩いているかと思います。
「車内で授乳するなら見えないでしょう」
という考えは安易です。
見えていないと思っても隣の車からは丸見えなこともあるので、授乳ケープの使用をおすすめします。
着替え3セット(1泊の場合)
「1泊なら、次の日の分の洋服だけ持っていけばいいんじゃないの??」
と思っている方もいらっしゃると思いますが、何が起こるかわからないのが旅です。
突然の汚れにも落ち着いて対応できるよう、着替えは多めの3セットは用意すると良いでしょう。
パジャマ
宿泊先では大人用のパジャマは用意されているところも多いかと思いますが、赤ちゃん用のパジャマはありません。
子連れにやさしい宿泊先の場合、浴衣や作務衣が置いてあるところもありますが、赤ちゃんサイズは無いので持参しましょう。
離乳食
ドラッグストアなどで売っている1回分のレトルト離乳食が便利です。
スプーンが付いているものもあるので、旅行先では大活躍でしょう。
使い捨て食事用エプロン
紙でできた使い捨てできる食事用エプロンは、かさばりませんし、使用後は捨てられます。
おむつポーチなどに一緒に入れておくと、忘れることがなく持ち運べます。
使い捨てスプーン&フォーク、ストロー
市販のレトルト離乳食に付属されていますが、大人のご飯で取り分けしたい時や、フルーツをあげたい時などに使えます。
コンビニでもらった際に余ったものを日ごろから集めておいたり、100均で購入すると良いでしょう。
ストローもあると良いかもしれません。
母子手帳、保険証、受給者証
旅先では何があるかわかりません。
まだ赤ちゃんの頃は急に体調が悪くなることもあります。
すぐに医療機関を受診できるように、母子手帳と保険証は持っておきましょう。
タオル、ティッシュ、ウェットティッシュ
これらは旅行でなくとも常に携行しておくべきものです。
ウェットティッシュに関してはmおしりふきで代用が可能です。
袋
汚れた洋服や、食事で出たゴミなど、使い道は様々です。
おむつポーチに小さくたたんで2~3枚入れておくと役に立つでしょう。
赤ちゃん用ベビーソープ
まだ肌が弱い赤ちゃんには、宿泊先のアメニティのボディソープは避けましょう。
普段から使っているベビーソープを空のボトルに入れて持参するか、
旅行用として小さいボトルで売られている赤ちゃん用ベビーソープを購入することをおすすめします。
保湿クリーム・ベビーローション
お風呂上りに塗る保湿クリームは、乾燥しやすい宿泊先でも使った方が良いでしょう。
お試し用の1回分だけ入ったものがあったら、旅行用にとっておくと便利です。
歯ブラシまたは歯磨きナップ
歯が生え始めている赤ちゃんなら、歯ブラシが必要になります。
少しでも荷物を減らしたい場合は、使い捨てできる歯磨きナップがおすすめです。
爪切り、綿棒、ピンセット
事前に切っておいた爪も旅先で突然ケガをして割れてしまったり、ささくれができることもあります。
赤ちゃんは専用の爪切りで切った方が安全なので、持参すると良いでしょう。
綿棒も、環境の変化で鼻水が出てくる赤ちゃんもいるので、2~3本持参すると安心です。
先っぽが丸くなった赤ちゃん用のピンセットも便利です。
体温計
突然「熱っぽい?」と感じることもあるでしょう。
宿泊先のフロントに行けば用意されているかもしれませんが、体温計を持参しておけばわざわざ部屋を出なくて済みます。
ばんそうこう
動き始めた赤ちゃんや、ハイハイで自由に動けるようになった赤ちゃん、そして歩き始めの赤ちゃん。
どの月齢でもケガはつきものです。
ばんそうこうをおむつポーチに複数枚入れておくと良いです。
ベビーカー
車で旅行しているので、使わなかったとしても荷物にはならないでしょう。
もし赤ちゃんがベビーカーを嫌がっても、荷物置きになるので役立ちます。
抱っこ紐
赤ちゃんがぐずった時に必須のアイテムです。
また、旅行先で移動する際に赤ちゃんを抱っこ紐で抱っこしておけば、両手が空いて大人が自由に使えます。
ささっと装着できて、使わないときはタオルのように折りたたんでカバンにしまえるスリングもおすすめです。
テーブルチェア
旅行先では外食が多く、行ったことのないお店に入ることがほとんどのパターンでしょう。
テーブルチェアを車に積んでおけば、万が一赤ちゃん用の椅子がなかったりベビーカー入店が厳しい場合に便利です。
おもちゃ
お気に入りのおもちゃと、新しいおもちゃをどちらも持参すると良いでしょう。
お気に入りのおもちゃは、場所や環境が変わっても赤ちゃんが安心できるアイテムです。
新しいおもちゃは、赤ちゃんが飽きた時に渡すとしばらくは夢中になって遊んでくれます。
ブランケット
夏はガーゼ地の、冬はモコモコのブランケットがおすすめです。
冷房で冷えてしまう時はガーゼ地のような薄いブランケットをかけてあげれば冷え対策ができます。
冬の寒さには、モコモコの厚手のブランケットをかけてあげれば保温できます。
ブランケットは、座敷で食事する時に敷いたり、チャイルドシートやベビーカーで寝ているときの日除けにもなります。
<夏>帽子、虫よけ、日焼け止め
紫外線や熱中症対策に帽子と日焼け止めは必須です。
場所によっては虫が多いので、虫よけも持参しましょう。
<夏>ガーゼタオル、汗取りパッド&汗取りシート
車内は冷房で涼しくても、チャイルドシートに面した赤ちゃんの背中は汗をかきます。
汗が拭けるようにガーゼタオルを持っていくのと、汗取りパッドや汗取りシートで汗対策をしておきましょう。
<冬>ニット帽
冬に旅行をする場合は、場所によっては寒いので、まだ髪の毛が生えそろっていない赤ちゃんにはニット帽をかぶせましょう。
赤ちゃんと車移動をする時のコツ
高速道路は渋滞を避ける
あらかじめ高速道路渋滞予測カレンダーをチェックしておきましょう。
混雑が予想される日なら、せめて早い時間に出発するなどして渋滞をさけることをおすすめします。
走行時間を計算して休憩場所に目星をつけておく
旅行のプランが立ったら、目的地までの所要時間を計算して、赤ちゃんのペースに合ったスケジュールを組みましょう。
おおまかなスケジュールが立てられれば、休憩場所となりそうな所をいくつかピックアップしておきます。
「ここで必ず休憩するんだ!」と決めてしまうと、急なスケジュール変更の際にあわてるので、複数の候補を出しておくと良いでしょう。
赤ちゃんの遊び場がありそうなら、たっぷり遊ばせておけば、車内でお昼寝時間にあてられて、ストレスのない旅となります。
車内のおもちゃは必須
持ち物リストにも入っていますが、車内用にもおもちゃは必須です。
チャイルドシートにつけられるメリーや、車の窓上部にある取っ手に吊り下げられるおもちゃがあります。
赤ちゃんの視界に入り、手を伸ばせば触って遊べるおもちゃを用意しておくと楽でしょう。
赤ちゃんの隣には大人が座る
運転手以外に大人がいる場合は、後部座席にいる赤ちゃんの隣に大人が座る方がほとんどだと思います。
長時間のドライブなら、なおさら、道中のお世話が欠かせないでしょう。
車なら荷物は多くなっても大丈夫
赤ちゃん連れの旅行はどうしても荷物が多くなってしまいます。
荷物を少しでも減らすことより、使わないかもしれないグッズでも持参して安心した旅行ができる方を優先することをおすすめします。
赤ちゃん用品は種類は多くても、小さかったりかさばらないものがほとんどだと思います。
使わなそうだけれど念のため持っていきたいという物は、車に置いておけば良いのです。
車以外の移動手段でも共通して言える赤ちゃんとの旅行のコツ
ウェルカムベビーのお宿に泊まる
ミキハウス子育て総研株式会社が取り組んでいる事業『ウェルカムベビーのお宿』。
赤ちゃんでも泊まりやすい設備になっていたり、アメニティに赤ちゃん用品が含まれているなど、赤ちゃん連れにやさしいお宿です。
赤ちゃん向けの遊び場や、レストランの食事・椅子・食事用エプロンなどが赤ちゃん向けのものもあるので、親も楽な気分で泊まれます。
荷物も減って嬉しいですし、同じような赤ちゃん連れがたくさんいるので泣いたり騒いでもストレスなく過ごせるのです。
赤ちゃんとの旅行はウェルカムベビーのお宿に泊まれば、充実すること間違いなしです。
頻繁に旅行をするなら、旅行用ポーチを用意しておく
旅行だけでなく、帰省用にも使えるポーチです。
綿棒やばんそうこう、使い捨てエプロン、袋、歯磨きナップなどを入れておきます。
赤ちゃん用ボディソープや、保湿クリームなども入れておくとなおさら旅行前の準備が楽です。
日常生活で使う爪切りや体温計は、わざわざ旅行用ポーチのためにもう一本用意できないので、旅行前にポーチに入れましょう。
まとめ
赤ちゃんとの旅行は大切な思い出の一つとなります。
楽しいことも嬉しいこともあるでしょうし、大変なシーンもあるでしょう。
それでも普段とは違ったことができる家族旅行はしたいですよね。
車移動は新幹線と違って時間はかかりますが、周囲を気にせず自分たちのペースで移動できるというメリットがあります。
そのメリットを最大限に生かすためにも、万全の準備と、しっかりした計画が必要です。
我が家はおおむね車で旅行をする家族です。
旅行も帰省も何十回も繰り返した結果、赤ちゃん連れの車移動を楽にするには「準備」と「計画」につきるということを学びました。
この記事を読んで、赤ちゃんと車で行く家族旅行が素敵な時間となりますように。