雨の日は大人も子供も憂鬱な気分になりますよね。
外に出られず、ぐずる子供と一日中何しよう…と途方に暮れるママも多いでしょう。
普段から使っているおもちゃも、何時間も遊んでいられるわけではありません。
我が家には2歳差の子供が2人います。
下の子がまだ0歳の赤ちゃんだった時は、雨の日に2人連れて玄関の外に出ることはハードルが高かったのです。
また、パパは土日も仕事なので、土日の雨は最悪です。
商業施設は混んでいるので、一人で2人連れて、子供であふれかえっている室内遊び場に連れていくことは困難でした。
結果、おうち遊びに徹するほかなく、「こうなったらおうち遊びのプロになろう!」
と、たくさんのアイディアを調べて実践してきました。
この記事では、そんな私のワンオペで過ごす雨の日のおうち遊びと、雨の日のおうち遊びをする上でのポイントや心構えを紹介します♪
手を使ったおうち遊び(静かに遊ぶ)
折り紙
100均で手に入ります。
折り方がわからければインターネットに簡単な折り方がたくさん載っているので見てみてください。
折り紙本を1冊用意しておけば、子供と一緒に本を見ながら楽しむこともできます。
また、折り紙は切り絵やちぎり絵としても使えて万能なアイテムです。
シール
こちらも100均で手に入ります。
動物やキャラクターもの、シールブックなど子供向けのシールが豊富に並んでいます。
また、ポイントシールでも小さい子供なら十分楽しめます。
インターネットで「丸シール貼り台紙」と検索すると、無料で配布されており、知育教材となるでしょう。
自宅にプリンターがあれば手軽に遊べるアイテムになりますね。
粘土
こちらも100均で購入できるものです。
こむぎやお米でできた粘土、おままごと粘土があり、安全に、そして汚れを気にせず遊べます。
絵の具
絵の具遊びは汚れますが、こういう汚れる遊びが実は子供は一番好きです(笑)
汚れていい服を着させて、床に新聞紙を広げて万全の体制を整えてください。
絵の具さえあれば、筆の代わりに指が使えますし、パレットは紙皿、筆洗は牛乳パックで代用できます。
幼児向け雑誌
「めばえ」などの学習絵本は、人気のキャラクターの付録が毎回ついており、まともなおもちゃが完成します。
付録以外にも、シール遊びやパズル、ごっこ遊びといった親子でできる体験が詰まっています。
一冊あれば、かなりの時間遊べるので、雨の日にはもってこいのアイテムでしょう。
廃材遊び
お菓子の箱や缶、ティッシュ箱、トイレットペーパー、お肉やお魚のトレー、牛乳パックなどの廃材は作品作りに役立ちます。
普段から捨てずにとっておくと、複数の廃材が集められて、子供も選択肢が増えて楽しむでしょう。
セロハンテープやのり、ハサミも予め用意しておく必要があります。
パズル作り
紙に好きな絵を描き、ハサミでパズルのピースのように切ればお手製パズルの完成です。
ピースの大きさはお子さんの年齢に合わせて決めると良いでしょう。
ハサミを自分で使えるお子さんには、自分で好きな絵を描くだけでなく、ピースを作る過程も自分でやってもらうことで、100%お子さんの手作りパズルになるのでより一層楽しんでくれます。
体を使ったおうち遊び
室内ジャングルジム
お家の中にジャングルジムがあれば運動不足は十分回避できますし、幅広い年齢で使えるので長く使えるアイテムです。
室内ジャングルジムは滑り台とブランコが付いているものが多く、ブランコを取り外せば鉄棒にもなります。
お子さんの年齢や好きな遊びに合わせて数種類の遊び方ができるので、雨の日の退屈かつ体を動かせないストレスからは解放されるでしょう。
我が家は子供が1歳になった頃から、家の中をどこでもよじ登るようになり、危険だったので室内ジャングルジムを導入しました。
5歳になった今でも室内ジャングルジムの需要は高く、鉄棒で遊ぶ年齢になったこともあり、公園に行かずとも鉄棒の練習ができて助かっています。
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トランポリン
子供はいつだって飛び跳ねる生き物です(笑)
マンションのご家庭は特に「下の階に響くことはやめて!」というシーンが多いと思います。
我が家もマンションに暮らしていた時代は毎日神経をとがらせており、雨の日は特にヒヤヒヤでした。
そこでトランポリンを導入し、「トランポリンの上なら飛び跳ねてOK」というルールにしました。
床の上をジャンプする感覚と違って、トランポリンは弾んでくれるので、子供には楽しい道具です。
大人もトランポリンを使って有酸素運動ができるので、家族全員が使えます。
また、トランポリンは立てかけて収納できるので、スペースをとらずに管理ができるのもありがたい点です。
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床掃除
雑巾掛けやクイックルワイパーで一緒に家の中を掃除する遊びです。
「雨で外に出られないから家の中のことをしよう」と思っても、子供が小さいとなかなかできないと思います。
そこで、自分がしたいお掃除を子供にもお願いして遊びの一環にしてしまうのです。
もちろん、子供が掃除した部分が綺麗になることは求めないでください。
それでも、「一緒にお掃除してくれて助かったよ」と感謝をすることでお子さんの自己肯定感が上がります。
子供も心が満たされて、大人も遊ばせながら家事ができて一石二鳥ですね。
洗濯物を干す&畳む
雨の日でも子供がいる過程なら洗濯機を回す必要があるでしょう。
子供の手の届く高さに小さなピンチハンガーをぶら下げれば、靴下やハンドタオルを干せます。
また、タオルなど簡単なつくりの洗濯物なら畳めます。
綺麗に畳んでもらうことは期待せず、畳む工程を楽しんでもらいましょう。
料理をする
おやつにパンケーキやクッキーを焼く際に、材料を混ぜたり、こねる、型抜きをするといった簡単な工程なら子供でもできます。
他にも、枝豆のさや取り、とうもろこしの皮をむく、お米を研ぐ、レタスの葉をちぎるなど、1歳からできることもたくさんあります。
大人が自分でやった方がすぐに終わる内容でも、雨の日は子供と一緒に取り組んで「食育」につなげると良いでしょう。
You Tubeで一緒にダンスや歌を歌う
You Tubeには親子で楽しむダンスや歌があります。
子供向けの曲や歌でノリノリになって遊べば、あっという間に時間が経つでしょう。
You Tubeを子供に見せることに罪悪感を抱くかもしれませんが、親も一緒に楽しめば罪悪感は減るかと思います。
また、「雨の日は仕方がない!」と割り切ることも雨の日を乗り切る心構えの一つと言っても良いでしょう。
おうち遊びのポイント
おもちゃ以外も遊びになる
子供にとって遊びは必ずしもおもちゃで遊ぶことではありません。
むしろ、おもちゃ以外の方が集中して取り組むこともあるくらいです。
普段は使わせない物も、雨の日は触らせてOKにしてみると子供は大喜びしますし、大人も気持ちが楽になりますよ。
大人のお手伝いも遊びになる
掃除や洗濯、料理などの家事も、子供にとっては遊びになります。
自分でやった方が絶対に早く終わりますが、雨で一日中家の中に引きこもる場合は時間が経つスピードがいつも以上に遅く感じます。
簡単な作業は子供にやらせてみて、遊び感覚で家事を進めると、楽しい時間となるでしょう。
寝る時間だけはしっかりスケジュールする
ご飯の時間やお風呂の時間が通常とずれることは、雨の日は許容範囲としましょう。
しかし、お昼寝や夜の就寝時間には気を配った方が良いです。
なぜなら、寝る時間がずれると生活リズムが崩れ、夜なかなか寝付けなかったり、翌日の朝に起きれなかったりと不具合が生じるからです。
夜遅くまで子供が起きていると、大人もゆっくりと過ごす時間が減ってしまいます。
お昼寝をさせすぎて夜寝る時間が遅くならないようしっかりと管理して、雨の日を乗り切りましょう。
雨の日に備えて事前に遊び道具を用意しておく
雨の日は定期的に訪れます。
その雨の日に備えて予め準備をしておくと、雨が降っても「用意しておいたアイテムを使ってお家で過ごそう」と心に余裕がもてます。
準備しておいたものは、子供に見つからない場所にしまっておいた方が良いです。
見つかった時に見せないで隠しておくと、子供の好奇心を抑えてしまうことになります。
少しでも親の心が楽になるように、事前準備は万端にしておきましょう。
まとめ
いかがでしょうか?
雨の日に家の中でできる遊びは、発想次第でいくらでも作り出せます。
ティッシュ1枚でさえ、遊びに変えてしまいましょう。
イライラしたら子供にイライラが伝染しますし、何も良いことはありません。
雨の日は危険がなければ何してもOK!くらいの心構えで過ごしてみてください。
そして、何よりも大切なのは大人が自分のことを労わることです。
子供が寝ている間に甘いものを摂取するなどして、心を休ませましょう。
この記事を読んで、雨の日でも楽しく過ごせるママが一人でも多くなることを願っています。