2人目が生まれると、それまで上の子と1対1で向き合えていた生活が180度変わります。
まだまだ一人では寝られない年齢の上の子がいる場合、寝かしつけは最難関とも言えるでしょう。
授乳が必要だったり抱っこしなければ寝られない低月齢の赤ちゃんと、下の子が生まれて赤ちゃん返りをする上の子。
どちらもママにとっては大切で、優先順位などつけられません。
だからこそ、寝かしつけの方法に頭を抱えるママが多いのです。
今回は、そんなママ達に、我が家が試した寝かしつけの方法をおすすめ度と共にご紹介します。
寝かしつけが上手くいくための対策と、寝かしつけに役立つアイテムも記載しました。
本記事を読んで、ワンオペ2人育児の寝かしつけに肩の荷がおりるママが増えますように。
ワンオペ2人育児の寝かしつけ方
①上の子を先に寝かせる(おすすめ度:★★☆☆☆)
下の子である赤ちゃんがまだ動き回る前なら、リビングのベビーベッドで赤ちゃんに待っていてもらいます。
寝室では上の子とママの貴重な2人時間です。
日中、赤ちゃんのお世話でたくさん我慢させてしまった分、この時間を使ってたっぷり愛情を注ぎましょう。
しっかりとスキンシップがとれれば、上の子も満足&安心して、すぐに眠りについてくれるでしょう。
しかし、リビングで待っている赤ちゃんが泣いてしまうことも多々あります。
我が家は、メリーを置いたり、テレビをつけておいても下の子は泣き続けていました。
結果、赤ちゃんが泣き止むことはなく、上の子も泣き声が気になって寝入るのが遅かったため断念しました。
②下の子を先に寝かせる(おすすめ度:★★★☆☆)
リビングで上の子と遊びながら、赤ちゃんの授乳をします。
そのまま寝落ちしてくれれば寝室に赤ちゃんだけ連れいき先に寝かせます。
もし、上の子がリビングで一人で待っていられるのなら、授乳は暗い寝室で行うのがおすすめです。
しかし、上の子が一人で待てるのは難しく、どうしてもテレビに頼ってしまうことになると思います。
寝る前のテレビはブルーライトをあびることになるのでおすすめしません。
我が家では結果的に、上の子が一人で待つには負担が大きく、寂しい思いをさせてしまうため断念しました。
➂同時に寝かせる(おすすめ度:★★★★★)
寝室に2人とも連れていき、片手で赤ちゃんを授乳しながら、もう片方の手で上の子をトントンするか手をつなぎます。
その後、上の子が寝たことを確認してから、下の子の授乳をやめる(おっぱい、または哺乳瓶を離す)という順番がおすすめです。
もし上の子がまだ完全入眠していない段階で、授乳を終えて赤ちゃんが泣いてしまったら、泣き止ませるために抱っこをすることになるからです。
その間、上の子はトントンや手を握ってもらえず、不満を抱くでしょう。
上の子が寝たら、下の子を布団に置いて寝かしつけ完了です♪
我が家ではこの方法が一番子供達に負担が少なく、なんといっても私が精神的にも体力的にも楽でした!
どちらかを待たせるというストレスもなく、同時に寝かしつけもできて半分の時間で終わるからです。
下の子が生後3か月頃になると、リズムが整ってトントンでも寝られるようになります。
2人ともトントンで寝てくれるとさらに楽になるでしょう。
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ワンオペ2人育児の寝かしつけが上手くいくための対策
①日中はしっかりと活動する
日中、活動的に過ごせば疲れさせることができるので、夜も自然と眠くなります。
天気が良い日は公園など太陽の下で身体を動かせましょう。
雨の日でも屋内施設や、スーパーに行くだけでもかまいません。
何かしらの刺激を与えることが大切です。
②お昼寝を長くさせすぎない
お昼寝の時間が長くなれば、当然、夕方にずれこみます。
たくさん寝た分元気になるので、本来寝かせたい時間になっても体力が余っているでしょう。
寝かしつけに標準を当ててお昼寝を切り上げることが大切です。
➂寝る前のルーティーンをつくる
夕方以降の夕食やお風呂、歯磨き、絵本の読み聞かせなどの順番を毎日同じにします。
順番は各ご家庭で異なってもかまいません。
自分たちの生活に合ったスケジュールを立てて、毎日同じルーティーンで寝る時間まで過ごします。
自然と子供達にもリズムが身について、寝かしつけにいくまでスムーズにことが進むようになるでしょう。
寝かしつけに役立つアイテム
①ベビーラック(ハイローチェア)
自動と手動と2タイプありますが、どちらも赤ちゃんを置いて揺らすことができるので、寝かしつけにはもってこいのアイテムです。
手動タイプなら、片手でベビーラックを揺らしながら、もう片方の手で上の子をトントンしたり手を握ってあげられます。
自動タイプなら、赤ちゃんはベビーラックに任せて、上の子に専念できます。
値段が異なるので、各家庭の予算に見合った方を選ぶと良いでしょう。
②バウンサー
①のベビーラックと違って、片手で持てるほどの軽さです。
毎晩寝かしつけのためにリビングからベビーラックを移動させるのは面倒です。
バウンサーなら気軽に移動できるので、寝かしつけには便利でしょう。
➂ベビーモニター
寝かしつけ後にリビングでママが過ごしている間も寝室の様子が常時チェックできます。
「リビングには聞こえてこないけれど、実は赤ちゃんが目を開けていた!?シクシク泣き始めていた!?」
なんてこともベビーモニターがあれば避けられます。
起きた時の泣きが激しくなる前に先手を打つためにはベビーモニターが欠かせません。
④おくるみで包む
赤ちゃんはお母さんのおなかの中と同じような環境になると安心して眠れると言われています。
また、寝そうだったのにモロー反射でぴくっと動いてしまって、驚いて泣いて起きてしまうことがあるでしょう。
その為、赤ちゃんの身体をおくるみで適度にしめつけて包んであげると、眠りやすくなるのです。
まとめ
1日の終わりでママもぐったりしている中、一人で赤ちゃんと上の子を寝かしつけるのは大変です。
私自身、なかなか子供達が寝てくれず、赤ちゃんは泣き止まずで泣きながら寝かしつけをした日もありました。
しかし、そんな日々は一生続くわけではありません。
赤ちゃんの成長と共に寝かしつけ方法は変わっていきますし、楽になります。
上の子も赤ちゃんとの生活を受け入れて、すんなりと寝てくれるようになります。
「今だけの大変さだ!」と心の中で繰り返し言い続けて、大変な時期を乗り切ってください。
本記事を読んで、寝かしつけの方法に戸惑っているママを一人でも多く助けられますように。